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​食についての詳しい話

​特にロシアリクガメに特化した食事事情について書いています。

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ロシアリクガメについてのページでも書きましたが
まずロシアリクガメの食事の傾向性は完全に草食性で、主に野草や野菜などを餌として食べることで知られています。

一般的に、日本人が日常で食べている野菜の中では一番適しているのは小松菜だと考えられていて
昔に「餌は小松菜だけを与えていた方が、甲羅が綺麗な健康なリクガメになる」とオススメをされたりもしました。
なので私も長い飼育歴の中で、初めの数年くらいはひどい飼育だったこともあったしフードも与えていましたが、その後15年くらいは完全にほとんど小松菜しかあげていませんでした。

しかし健康だと言われていたし病気をしたこともなかったので、15年という年月は、「小松菜しかあげてない方が健康」というのは実際に実証されている、ともいえるかもしれないです。
しかし完全に小松菜がそこまでリクガメの完全食として完璧なのかと考えると少し微妙な部分もあるので注意も必要です。

まず第一に、小松菜だけでは

​必要なビタミンやミネラルはすべてそろっているスーパーフードであるといっても、カルシウムが不足するという点にあります。何をあげるにしても、とにかくカルシウムが不足してしまう、リクガメは第一にカルシウム、第二にも第三にもとにかくカルシウム、といわれるくらいカルシウムが重視されます。いろいろな観点から話をしていきたいと思います。

人間とリクガメの体の構造はだいぶんちがいます。
人間にとっての必要な三大栄養素といえば
炭水化物・タンパク質・脂質のこの3つで、その他ビタミンやミネラルもろもろに必要なものがたくさんありますが、
ロシアリクガメにとっては
糖質・タンパク質・脂質、どれも体に大層に必要なものではなく、少しの量ですぐに過剰摂取で有害になってしまうと考えられていて
人間が食べるものを与えるには、
たとえそれが野菜であっても、人間にとっておいしくあるために、
タンパク質や糖質や、その他、亀にとって余分な栄養素が、更には肥料などで肥えて多くなってることが多く、
ロシアリクガメにとっては栄養過多を招きやすく、病気や食欲不振になってしまう場合があります。
大体の野菜や果物はあげれば食べるものの、いらない栄養素が豊富なので
そういった意味で、他の野菜や果物をあれこれいろいろ与えるよりも、小松菜だけを与えている方が安心、という考えもあります。

(例を持ちえて話します。いろいろなものをあげた方がいいに違いない!そうだ、ニンジンとかリンゴとかをあげよう!という感じのレパートリーであると、ニンジンは糖質が意外と高くカルシウムも含まないし
代名詞のビタミンAも、意外と小松菜に豊富なビタミンでもあるので
あまりニンジンをあげるメリットがなかったり、(※最近みたサイトではなんとニンジンには意外にもシュウ酸が多いという表もありました)リンゴやフルーツも糖分が高くカルシウムが含まず、
ビタミンCも同じく小松菜に豊富であるので
やっぱり、初心者が思い浮かぶ一般的な野菜や果物の名前をあげていくと「小松菜だけを与えた方が良い」という言葉がでてくるのも無難なんだろうと思えます。さらに、葉っぱが良いってことだよね?水菜とかモロヘイヤとか...と言ったときにまず水菜には確かにカルシウムが豊富なようですが、
カリウムが豊富すぎるという点があり、リクガメには過剰なカリウムはできれば控えたい点だったりします。
そしてモロヘイヤに関しては、カルシウムの量について、『小松菜は100g中170g』程、『モロヘイヤは100g中260g』含むということで、そこだけ信じてしまうと、「小松菜よりモロヘイヤの方がいいじゃん!」と思ってしまいますよね?しかし、小松菜の良い点は『シュウ酸をほとんど含まない』という点にあり、モロヘイヤに含まれるシュウ酸は、カルシウムを溶かします。と言っても、モロヘイヤに含まれるシュウ酸の量は100g辺り、163gほどだというので
計算としてはふつうに カルシウムからシュウ酸を引き算で引いた計算をして260-163gで、カルシウムが100gほど残る、という理屈になるようです。なので、モロヘイヤも、『あげたら毒になる』ということはなく、カルシウムを補給をすることができますが
そのシュウ酸が多く含むという理由から、どうしても小松菜よりも劣ってしまいます。というわけでいろいろな観点から、
リクガメの飼育の仕方の王道で「主食に野菜や果物を食べます」という言い方をする割には人間の野菜の中では、小松菜だけを与えていた方が良いという理由があるのです。)

ただその「リクガメといえば小松菜」と言われる小松菜でさえも、完全に適合しているわけではなく
人間好みにタンパク質や水分その他余分なものが多く、リクガメ、特に草食で繊細なロシアリクガメの内臓には負担を与える場合があります。

なのでリクガメには野菜ではなく野草が適していると考えられています。
具体的に一般的なのはオオバコ、クワの葉などで、
クズなどの栄養価も良く(カルシウム・リンの比率は5:1のようです)、ヤブガラシもカルシウムが豊富で大好物です。
(※野草についての詳しい話もまた後で記述したいと思っています)
タンポポやクローバーなどもよく聞く名前だと思います。ただそれらに関して(または他の多くの人にとってもなじみ深い食べられる野草と言われるものも)、カルシウムの量を言えば小松菜とあまり大差がないかやや少ないようです。ただタンポポには整腸作用など、小松菜には含まれない良い成分もたくさん含まれているようなので混ぜて与えるのは良いと思いますが
野草であっても日本の野草から、飼育下の状況で完全にリクガメに適合していると言い切れるものを用意することは難しいので

「野草をあげてるからカルシウム剤を与えなくて大丈夫だ」というのも難しいようです。


野生下で食べていると言われているウチワサボテンですがカルシウム:リンの比率は12.5:1のようです。

高カルシウム・低リン・低カリウムの条件を満たす植物はリクガメが生息している地域には存在しても
日本にはなかなか存在しません。

しかし最近ではウチワサボテンの通販での販売も多くなりました。また育てることもそこまで難しくはないようです。

他、最近ではグラパラリーフと呼ばれる、サボテンと同じく多肉植物でリクガメに適合した食べ物もあります。
なんとたった葉っぱ6枚で、牛乳瓶一本分のカルシウムがあるようです。
調べてみると
※参照サイト
カルシウムは当然小松菜より高いのですが、リンも低く、その比率は約6.5:1くらい。
そしてカリウムは小松菜の5分の1ほどです。
これなら安心してリクガメの主食として与える新たな食糧になりえるかもしれませんね。
これも野草と同じくらい、おそろしく繁殖力が高いことで知られているので市販品を購入して、育ててみるのもオススメかもしれないです。

「グラパラリーフとウチワサボテンを主食で与えているから、カルシウム剤を与えていない」これならそう言うことも可能そう?ですね
逆にいえばそれくらい気を付けない限りカルシウムを別途与えないことは厳しいというわけです。

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リクガメにとって理想的なカルシウムとリンの比率は

 5 : 1 と言われていて、8 : 1 位でも良いくらいだというらしく、
小松菜の比率は  3.8 : 1 だそうで、若干カルシウムが足りず、
またリクガメには低カリウム・低リン、高カルシウムを心掛けたいところなのですが
どうしても砂漠地帯ではない私たち人間が食べている野菜や食物にはカリウムやリンやその他の余分な栄養素が豊富で、そこまで完璧に適している食物はなかなかないので、過剰になったそれらを排出を促すためにもまたさらには多くのカルシウムが必要になってきます。
なのでどうしても飼育下でカルシウム剤を人工的に与えることが必要になってくるというわけです。

また日本人が普段食べる野菜の中だと、

どうやらカブの葉っぱがカルシウム:リンの比率が5:1でおそらくいちばんバランスが良いようです。

え?それならリクガメに小松菜、じゃなくてリクガメにはカブの葉じゃないの??

ただ、葉っぱ付きのカブを年中スーパーで買い続けるのは小松菜より困難だと思うので「小松菜が主食」が一般的なのではないかなぁと思います。
ちなみにうちの子はカブの葉を主食にしようと試してみたらあまりそこまで好きではないようで毎日のようにはたくさんは食べませんでした^^;

※こちら 具体的な話がとても参考になったので 

 おかきちゃんねるさんの動画を

 引用しておきます※

爬虫類における『カルシウム』の重要性/リクガメの尿酸結石との関係

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​野生下では、東京ドーム1/10もの縄張りを1日に歩き回り、食べられる草を探すそうです。

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カキボレー1gで、

カルシウムは380mgほど。

​ということを割り出すことができました。

が、具体的にカルシウムが一日にどれくらい必要なのか?についてはわかっていないそうです(^^;

砂漠の野生下ではサボテンを食べて生きていると考えられていますが
リクガメがサボテンを食べることが知られる前は
何もない砂漠に住むリクガメは、石を食べて生きていると考えられたそうです。

外に散歩に出すと、石を食べようとすることに悩む飼育者さんは多いと思います。
それはリクガメが住む環境の土壌の土や石はカルシウムが豊富であるため
そう言われるくらいには石や土を食べるという行為をよくするのだろうと思います。
そう考えると、「だって野生下では葉っぱを食べていて、カルシウム剤なんて人工的なもの摂取していないでしょ?カルシウム剤なんてあげたくない!」と考えたくなる人もいるかもしれませんが「野生下でもカルシウム剤のようなものを摂取している」ともいえると思います。

また「砂漠下では3日に一度草を見つけて食べるのみで水分補給をしている」なんていう話もあり
その日一日を石や土のカルシウムを食べて凌ぎ、3日ぶりに草を見つけてビタミンや水分を補給している、という生活もありえるのだとすれば
リクガメの主食は野菜や野草だと知られていて
補助という役割のカルシウム剤ですが
リクガメの体の大半は甲羅で覆われているため
むしろ主食がカルシウムで、その他のビタミンやミネラルを草で補っているという逆の発想もありえるのかもしれないと思いました。

なのでそれくらいカルシウムが必要...という余談話程度のものです。思ってる以上にカメはカルシウムの塊のようなものを食べる習慣があり、与えないとカルシウムの塊を求めて石を飲もうとし始めるという考察です。

しかしカルシウム剤を与える場合、
一般的なカルシウム剤と言われるものにはビタミンD3が含まれていることも多く
カルシウム過剰症というものはこれを摂取することで招くことがあるそうで
与えすぎが気になる方は
ビタミンD3が含まれていないもの(そしてもっと重要のはリン酸カルシウムでないもの)を与えるようにした方が良いようです。

私は天然のものが良いと思っているので、小鳥用のカキボレーを与えています。他にカトルボーンなどもおすすめです。
しかしカトルボーンの塊なんてバクバク食べちゃって、大丈夫なの?過剰摂取にならないの?っていう気持ちにもなるかと思いますが
そこでリクガメはビタミンD3というカルシウムを吸収するための栄養素を、紫外線を浴びることで形成し、自分で必要な量を調整しているため
ビタミンD3さえ人工的に摂取しなければ、カルシウム過剰症になることはないようです。
他、高カルシウム血症と呼ばれる病状は、「高」とついていますが、むしろカルシウム不足で引きおこる病気であったり、
人間にとってはカルシウムも摂り過ぎたら害になるということは有名ですが
尿路結石などについて、人間はカルシウムを摂り過ぎることで引き起きることがあるそうですが
カメに関してはやはり、カルシウムが多く必要であるために、そういう問題が起こらないために独自の進化を遂げているらしく、そのためむしろ人間とは逆にカルシウム不足で引きおこるようで、
つまりカルシウムの摂りすぎの問題というのは基本的に心配しなくて大丈夫で、
カメの場合は、カルシウムの過剰摂取での問題はなにもないとされていて、もしも何かあるかもしれない...と心配するよりかは
その他の人間が食べてる食べものを与えると、
その他のものが常に過剰摂取になってしまっているということを常に念頭において心配した方がいいようです。

また必ずしもこうとは言えなくて、D3が含まれていないカルシウム剤が良いという風に、先に記述しましたが
完全にその方が良いとは言えない可能性もあります。
砂漠地帯に住むロシアリクガメが、日本の飼育下で必要な紫外線量をほんとうに浴びることができているのかというと
真夏の日中の野外でも砂漠のUVB量には劣る可能性もあり、日本の環境でどんなに気を付けていても
必要なビタミンD3の形成量が野生下よりは常に少なくなっている可能性もあり
なのでどうしても日本という環境では、カルシウムもビタミンD3も少なくなってしまい、
カルシウムの過剰摂取なんて到底考えられないので
むしろ低カルシウムの状態が続いてしまったカメさんに対して
人工的にD3も与えた方が良い可能性もあるので、その辺りは匙加減を基本的に様子見と感覚で判断する必要があります。

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​ヤマグワ。都心部でも意外と生えています。

ついついいろいろあげたくなってしまうものかもしれませんが、市販の栄養フードに関しては、完全に適合しないものがほとんどです。
たとえば私が飼育する20年以上昔からある有名な、カラフルなあの王道のように売られているリクガメフード、原料の主原料はとうもろこしで、人間にとっての主食である穀物、とうもろこしを摂取することは、リクガメにとって負担になります。

「人間の食品を亀に与えてはだめ」と言われたら多くの人が納得すると思いますが、それがリクガメフードこそ、その与えてはいない人間の主食が主原料に作られているのです。
「市販品として売られているんだからだいじょうぶじゃないの?」という声もあると思いますが
残念ながら市販品は、かなり人間のエゴにより作られているものが多いです。
たとえばロシアリクガメは完全に草食性と言いましたが、個体差があり、中には「虫を食べた」ということもあったり個体差も大きく、
完全に言い切れる解明はむずかしい部分もあり
不適切でも環境がそうであれば適応を示す、頑丈さを見せることもあるという
解明されていることでは表せない部分があったり、
または一度解明されたとされたことでも、個体差や生活環境で驚くほど違う趣向性があったり
「それはそれで健康」ということもあるため、
具体的に亀が死亡に至る毒物を与えているわけではないので
「販売に規制をかけるべきだ」とまではいかないというところに理由があると思います。
(いわば、人間にとってのジャンクフードみたいなものでしょうか)
しかしとうもろこしや穀物にはリンを多く含み、これらはカルシウムを溶かす作用があるため
与えることはまったく合理的といえません。

人間でいうところの白砂糖のようなものでしょうか。

食に関して個体差があると先にいいましたが、
うちの子に関していえば完全に粗食というのか
桑の葉が主原料に作られている好評であるマルベリックドライでさえ、小麦を含むという点もあるためか
わずかペットボトルキャップ1杯与えただけで、ブクブクと太ってしまうという
他からの声では好評であるものでも、合わない傾向があったり、これはうちの子の場合なので極端ですが、
ただロシアリクガメは趣向性の高いとされるものも粗食で合わないことはよくあるらしく
手軽に与えられるフードがだめなら、冷蔵庫に入っている野菜もダメなんて、「飼いやすい品種」というには少し手間ががかかるかもしれない事実があります。

ウサギならラビットフード、猫はキャットフード、水ガメは市販のフードしか与えていなくて大丈夫だったりするのに、リクガメだけはなぜかどうしてもそのようにはできていないめんどくさい事実かもしれません。

とはいえそこまで気にする必要があるとは限りません。
私も長年小松菜しか与えていませんでしたが
やや太ってしまうという悩みとごろはあるものの20年以上生きてきて内臓機能は一応健康だと言われ続けてきました。

そして小松菜しか与えていなかったとしても、それよりも大切なことがやっぱり紫外線だったり、運動不足ではないかと思っていて、餌をそこまで気にする必要がなく、あくまで他の要因の方が大切かもしれないということを書いておきます。
あくまで私の経験と感覚ですが、私は小松菜しか与えていなかった期間は長かったですが
やっぱりそれで病気や具合が悪くなるのかというよりかは、具合が悪くなった原因は室内飼いなので、
だいたいいつも野外で飼育してあげることができていないことでの紫外線不足などが関係しているように感じています。けっきょくのところ、餌にどこまでこだわるかというより 餌以外の要因が大事ではないでしょうか。

きっとお庭での飼育で、庭で採れたヤブガラシ、タンポポ、それに桑の葉なんかをあげていたら、それも食事代を一切ほとんどかけなくとも十分に健康に育ててあげることができるのではないかと思っています。

余談になってきますが、昔に言われたことは衝撃的で「ロシアリクガメには栄養が必要がない」というものでした。
リクガメの中でもかなり食の傾向は質素で、個体によってはあまり食べない子も多く、
うちの子は驚くほど少量の食事で、体重がどんどん増加してしまいます。
しかし内臓に問題があるというわけではなく、
野生下では1年のうち9か月も食べないことのあるロシアリクガメに対しての食事量の判断は難しいのかもしれないという結論です。

野生下では「2日くらいは日陰の下でじっと身潜めて、3日に一度草を探しにいく」ということもあるのか
そう思って成熟し切ったアダルトの個体に対して、食欲不振があってもあまり心配していないことが私は多かったのですが
しかし食欲不振の原因に関しては、そうは思っていても時に重大なこともあるかもしれないので一概にだいじょうぶですよと無責任にも言えません。
リクガメフードを与えている方はそれで内臓に負担がかかって食べられないのか
小松菜しか与えていないから安心だと思っていると、
小松菜をあげているだけでも栄養過多になって内臓に負担がかかってしまいあまり食べられなくなっているのでは「質素な小松菜食なら大丈夫」とは言えないでしょうし
また、小松菜はたんぱく質が多いので、余分にとりすぎたたんぱく質やカリウムを、尿酸から排出しています。
昔に尿酸を出す回数が多いような、違和感を感じたことはあるのですが、
昔には「質素に小松菜しか与えていないのに、どうして」と思っていたのですが
他の方でも、尿酸が多いという経験をしている方はいるようなのですが
これはやっぱり小松菜や人間が食べている野菜が、そこまで向いているわけではないからなのかもしれないです。小松菜にはタンポポや野草の多くにあるような薬効がなく、消化を足す酵素が少ないのも問題かもしれないです。


 

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また、ロシアリクガメはやや乾燥気味を好む個体です。
なので「小松菜だけじゃ栄養が!」「水は飲まないの?飲むでしょ?」とか
いろいろと心配されている他所で
個体差があると思いますが、
むしろ水を与えず小松菜を食べているだけで、栄養過多になったり、
温暖な季節では水分は十分に多くとりすぎていておしっこをいっぱいするようになったりします。
うちの子は、過去に小松菜しか与えていなかったにも関わらず、やたらと太り過ぎと言われたり、
やはり水のおしっこをいっぱいだしたりしました。

ちなみになんですが、リクガメには「おしっこ」と呼ばれるものが2つあって、本来のおしっこは尿酸と呼ばれる白い液体ででてくるものです。
これは砂漠の野生下で水が手に入らない状況に適応するために作られた構造だと言われていて
水のおしっこは、摂り過ぎた水分を排出しているだけなので、砂漠の野生下ではしないと考えられているようです。

水分過多でおしっこをすること自体は、
下痢や軟便さえ起こらなければ
本来の過酷な砂漠での環境のように尿酸しか出さない必要もなく
水分不足と違って特に問題はないと考えられていますが
水分過多に問題がないかといえば、水のおしっこを出す他に、フンも軟便である、などの症状がある場合
やっぱり野菜を主食として与えてしまっていることが
水分の摂りすぎになっていて向いていない可能性もあるかもしれないです。

下痢に悩む子も多いようですが
水でビチョビチョにふやかしたフードと
水分たっぷりの人間用の野菜という組み合わせで
お腹の調子が悪くなってしまう子もいるようです。

ちなみに人間にとって野菜と呼ばれるものと野草の違いは人間はたくさん水分が必要な生き物なので、
水分の少ない草をあまりおいしいと感じられず、
水分の少ない繊維質の多い食べられる草は野草に分類され、
水分量が多いものが野菜に分類されているらしいです。

人間が選んだ野菜と呼ばれるものは、野草に比べて水分が豊富すぎるので
リクガメにとっては野草が適合していると言われる理由もそのひとつで
小松菜を主食に与えているだけでも十分水分過多になってしまうそうなので
特にロシアリクガメは水を飲まない子は多いそうです。
私の子も、20年以上の飼育の中で、一切、水を飲んだことがありません。
お風呂に入れたときに少し飲んでいるような気がしますが、個体によってはお風呂に入れても一切飲まないそうです。

しかし日頃から人間から与えられた野菜や果物、もちろんフードなども原因で
カリウムやリン、たんぱく質などが常に過剰摂取の状態であることがほとんどですから
それらを中和するために、水分が多く必要になる面もあるようです。

なので、野生下では水のおしっこはしない、といっても
やはりフンが、下痢や軟便になっていない限りは、水分は摂り過ぎていて、
水のおしっこがでていることを確認できるくらいがちょうどいいとも考えられているようです。

ロシアリクガメは水は飲まない子が多いことや、
そうでなくても、毎日飲んでいるかどうかは確認することが難しいこともあって
そういう理由があり、
レタスやキュウリなどを主食として常に与えておくことが強くオススメされるようです。

さらに余談も含めて私の飼育話を兼ねそろえて書いていくと
カルシウムのために小松菜か。でもそれだけじゃビタミンやミネラルがとれないからフードも少しあげよう」という感覚がまずはじめにあったりして
しかしフードをあげていて太り過ぎだと言われたので、ペットボトルキャップ1杯にしたもののそれでも言われる「太りすぎ」
しまいには「小松菜だけあたえる健康法」にしたものの言われる「太っている」という言葉...。
迎え入れた始めの半年ほどは紫外線ライトもなく、主食はキャベツとフード。というひどい環境で飼育していたのでそれで腎臓や内臓が壊れてしまって太りやすくなったのだと思っていましたが、
しかし専門の人から言われる「本当に内臓が壊れていたらもっとひどい状態になっている。健康で太っている」という言葉...。信じていいものか...と何度も思ったのですが、昔に「ロシアリクガメには主食にレタスを与えている」という話をよく聞くことがあり
海外の飼育法では「主食にロメインレタスなどを食べます」と書かれていることを目にするような気がするのですが、そういうものを見ては「え、レタスじゃ栄養が...。レタスは水分補給用ですよ!」と思っていたものですが、
先に書いたとおり、人間からしたら「ただの葉っぱ」という認識されがちな、小松菜には十分に過剰すぎるたんぱく質があり、そこでレタスを与えるのも、単純に水分補給というより、中和剤として中心にして与えていくという考え方があるように思いました。
そして小松菜はとてもミネラルやビタミンが豊富な野菜で足りないのはイメージに反して、カルシウムであり、
ついつい小松菜でカルシウム。ビタミンやミネラル補給にトマトや果物!と与えてあげたくなりがちな人間ですが
実のところ、たとえば栄養豊富というイメージがあるバナナと小松菜を比較してみたところ、
ざんねんながら必要なビタミンやミネラル、すべてに関して小松菜が上回っているという事実がありました。
実は小松菜はイメージと反してリクガメにとっての「カルシウム以外の」ビタミン・ミネラルの完全食なのです。
足りないものはカルシウムなので、カルシウム剤を与えないといけないし、そして過剰摂取したものを排泄を促すために水分が必要。
うちの子はフードはおろか、小松菜2、3枚ですでに、太り始めてしまいます...。
というわけで、9カ月の大半は絶食するロシアリクガメの管理のために基本はレタスなのか...?
レタスやキュウリにカルシウム剤なのか...?
それだけじゃビタミンやミネラルがとれないから、補助のおやつが、小松菜、なのか...?
人間の飼育環境で、スーパーでさっと揃えられる主食をいうなら、
「小松菜とフード」ではなく それでは過剰物に過剰物をたしている、
「レタスとキュウリと小松菜にカルシウム剤を足したもの」これが王道なロシアリクガメの主食の正解なのか。
いろいろあげたい気持ちになるところ、ざんねんながらの粗食のロシアリリクガメさんの餌の与え方にはむしろ悩むものがあります。

ちなみにこれはうちの子がアダルトとして十分成長していて、体重が増えやすいためであり、
年齢や、栄養の状態には個体差があり、ぜんぜん違う食への反応があり、ケースバイケースだと思いますが、
むしろ体重が軽い、下痢や軟便がある、という場合は
水分の多いレタスやキュウリ、(その他サラダ菜など人間の食べている野菜や果物)は控えた方がいいのかもしれません。

というか、「20年以上も長生きだね」と言われるうちの子ですが、そもそもレタスやキュウリなんて与えていませんでした。
飼い主の私が、レタスやキュウリなどは栄養がなさそうだと思いそもそも好きじゃなかったからです。

水分補給用のはずのものを「主食としてレタスを食べるんだ」と本当に信じて与えてしまうとざんねんながら栄養不足で殺しかねないと思います。

私が与えるようになったのは排泄の少なさの改善のためからで

そこらへんは与えながらの、やはり匙加減になってくると思います。
初めて飼育される方はそこまで年を取っていない子を飼う事が大半だと思うので
中でも小さい個体の方が下痢や体重の減少の話が多いような気がしているので
「レタスやキュウリが主食」はとりあえず忘れた方が良い可能性もあります。

そしてちなみに、小松菜は水分量が水菜よりも多いそうです。健康な個体に水分補給として別にレタスやキュウリが必要でもなかったりする点も
「小松菜さえあげてればいい」と言われる点かもしれません

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・小松菜の小さいもの'(たくさん食べると太りやすいため)

・キュウリ(水分補給。利尿作用。)

・ツタバウンラン(右。肝機能向上の効果がある薬草らしい)

・カキドオシ(上。利尿作用。腎機能向上。)

・ムクナ豆(脊柱管狭窄症を治し、運動機能を高める効能。)

・リックゼリー(その他の栄養補給)

・自家製のリクガメゼリー

 (ヘラオオバコ、ヨモギ、クズ、クワなどを寒天で固めたもの)

・グレープフルーツひと口

 (クエン酸に利尿作用やカルシウム吸収を高める効果があるため)

​以上に後からカルシウム剤、整腸剤などをふりかけます。

​また別途書けたら詳しく書きたいと思います。

また別のページで書こうと思いますが、私の子が下半身麻痺になってしまい、糞尿の出も悪く、体調を本気で整えようと食事改善をした結果与えていた食事メニューの一例の画像を乗せておきます。

これが正解というものでもないんですが「基本的に小松菜しかあげないくらいで良い。余計なものを与えない法がいい」という点と「だけどいろいろなものを与えた方が良い」という点を厳重に検討しながら、こうなりました。

うちの子は体重が重くなってしまっていたので体重が甲長13cmの場合、標準は507gだとかいうところ、体重は950gと1kg近く、実に標準の倍に近くなってしまっていました。(病気じゃないということです)しかしダイエットをさせようとレタスばかりあげているということはなく、しかし栄養のとりすぎになるのも問題、いろいろ悩んだ結果、「あまり栄養が必要ない」といういろいろな点を踏まえて、まったく食べないというわけではなく、いろいろな食材を2、3口分ぐらいづつしか食べない、と思いました。
実際、お散歩させたときにその辺の野草を2、3口かじっては移動しては、また別の野草を2、3口だけかじる、というような食べ方をしているのをよく目撃しますがひとつのものをバクバクと食べ続けることはありません。というわけで、これはあくまで私の子の場合、ですが私の子にベストなものを追求した結果こういう感じになりました。とてもめんどくさいように見えるかもしれませんが、少ない量で細かくいろいろなものをという感じ。フルーツは基本体によくないので与えませんが、グレープフルーツにはクエン酸が豊富だったりするので排尿を足す可能性もあり、体に悪影響がなさそうな量である、ほんのひとくちだけ与える、という結論に至りました​。

そして別途また書きたいのですがムクナ豆。「なんじゃそれは」と思われる食材だと思うのですが、脳みそからの伝令を脊椎に通りやすくし、手足の動きをよくする、脊柱管狭窄症にも、交通事故の後遺症にもいずれにせよ効くということで、なんと犬猫にも効果があるということが実証されているということでした。犬猫に効くならリクガメはどうなんだろう?豆は毒になるのではと思っていたのですがこれは間違いだったようでかなり食いつきがよく、ムクナ豆が効いたかはわかりませんが2カ月ほど経つ頃には足が動いて、歩けるようになってきました。かなり食いつきが良いので、少なくとも余計な体に悪いものを与えているという感じはありませんでした。

1カ月半ほどで、15年来くらいの快便快尿になり、適正507gのところ1kg近くになってしまった体重も見たことがないくらい減っている数字(807g)を見ることができたのでかなりよかったと思います。

栄養素的にはざっくりといってしまえば小松菜だけで栄養失調は起こさないようであるのですがやっぱり排泄を促す酵素のようなものが足りなかったり、僅かにこれが足りない、この栄養素が多すぎる、などの偏りを考えると厳密には「これだけあげてる」という風にはやっぱりしない方が良いのだなと感じます。ただし「いろいろ与えた方がいい」という言葉も注意が必要な言葉です。

それからフードはなぜか少量でも太るというなんらかの拒絶反応が起こる、ということを書きましたがそれが今のところ、唯一起こらないのが昔から何度かは購入していたリックゼリーという商品です。こちら おすすめのフード として別途記事に書いておきます。

ロシアリクガメに関して、
食が細い、栄養を取らない。食事をとらない。
そんな悩みを抱えている人は本当に多いような気がします。

私の場合は、まず紫外線ライトが正しく使えていないことが本当に多くて
紫外線不足で食欲がなくなってしまうことが多いのではないかと思っていて
屋外に散歩に連れて行くと、すぐに元気を取り戻すのが常々でした。
できれば屋外で飼ってあげた方が良いのだろうなと強く感じているのですが

他、食欲がなくても医者に行く必要がないことも本当に多いだろうと感じているのですが
やっぱりロシアリクガメは冬眠も夏眠もし、野生下では9か月も何も食べないという品種なので
冬眠をさせないで暖かい環境で冬を越したとしても
どこかで食事を抜きたがるタイミングができてしまうのではないかと感じています
私は飼育していて冬にやはり食べなくなるか、冬を越した後の春に食べなくなることが多いような気がしていて

実のところ自然と同じような生活がしたいのにできなくて具合が悪くなってしまっているのでは
冬眠しなかったことの後遺症で、冬眠したがっているのでは、とよく想像したりしています。
「もともと食が細かったけれど冬眠させてから大食漢になった」
「10月から3月まで5カ月間、いっさい何も口にしなくなる」など
ロシアリクガメは本当に自然の太陽を浴びることでの食欲や、冬眠と根付いた食の話が多いような気がしています。そんな不思議な食事事情のロシアリクガメさんなのです。
 

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